2018/04/25

notoに移行します。

こちらのブログにお世話になってきましたが、
note尾川優子https://note.mu/kuronekokurokoに移行することにしました。

その時に思ったことは、
後で読み返すとおもしろいと、
こちらのブログを始めて思いました。

これからも、日々思ったことを、
書いていこうかなと思っています。

2018/04/23

戸惑っていること

この所、今までと違う流れに
乗っている気がする。
出会う人も、楽しいと思うものも、
今までとは違う。

変わってくと同時に、
今まで拠り所だと思って
信じて疑わなかったことが、
ガラガラと崩れて、
楽しいとは思えなくなってることに、
戸惑ってる。

3年前までは、変わってくことも、
新しいことも、怖いとは思わなかった。
もしかすると、そこまで大きく
変わったことがなかっただけなのかも。

楽しくないことを
楽しそうに振る舞えるほど
器用じゃないし、
会いたいと思えない人に
会う約束も出来そうにない。
かと言って、
今はこう思うようになってる、って
会えない理由を話すのも
何か変な気もする。

しかもそれって、
何の誰に対する言い訳なんだろう。
そもそも、そんなことする必要があるのか?

1回、そっと閉じてみたっていいのかもな。
今は、気が向くことだけに時間を使いたい。

2018/04/03

桜の落としもの



福祉を学ぶと欠落するもの

転職して、さっそく今日は午前休み。
余裕のある今のうちに書き残しておきたいこと。

福祉の資格を持っていると現場でいじめられる、
だから、資格をとっても隠しておいた方がいい、
というのは、学生の頃によく聞いた話だった。

働いてみて、確かに!と思う。

学生の頃は単にその言葉に恐れおののいていたけど、
今はちょっと違って、もったいないな、とも思うようになった。

新しい職場に行くと、
ガミガミと怒ったり、やたらと口出しをしてくる人がいる。
資格を持っているとは、もちろん言わないけど、
年齢が上がると、経験があるみたいに見られてしまって困る。
面倒くさいなと思うけど、話をしてみてしまった方が早くて、
で、そういう人と話をしてみると、たいていは、
この世界のことを知らない、資格も無いし勉強もしてないから、
と答えが返ってくる。
今回の転職でも、そういう人と出会った。
もう、またか、という感じ。

そういうの、もったいないな、と思うし、
そういう風に思わされてしまうような環境が整ってしまっているのが、
すごく残念だなと思う。
福祉を勉強してないからこそ、目の前の人と向き合うしかなく、
その中でやってきた経験と勘があると思う。
それは、身に着けたいと思って身に着けられるものじゃない。

福祉を勉強してしまうと、この時のこの状況は、
あの時に習ったあれで、あの対応がいいのか、
みたいな、目の前の人を置き去りにするような思考が働く。
何故そういうことが言えるかと言うと、
私自身がそうだった。

そういう感じで働いていた時には、
ダメだ~また出来なかった、もっと勉強しなければ、
みたいなことを、いつも考えていた。
せっかく持ち合わせていた感覚を無視していた。

まっすぐな若さ、とか、
これ変だよなと思う感覚、とか、
そうはいってもムリだよね、とか。
もったいなかったなと思う。

たまに顔を出す、「専門性がある」とは言えない、
人としての感覚で話をしてしまうことに、
ちゃんと仕事をしていない、という罪悪感が湧く。
だから残業をして疲れて、またイライラする、
という繰り返し。

今から考えると、なんでそんなことに振り回されてたんだろうと思う。
福祉を勉強しているっていう人で、
過去の自分をみているような人に出会うと、
ものすごく腹が立つ時もある。
けどまあ私も、その時はそれしか道がないように思って、
それなりに頑張ったからな、と思ったりもする。

そういうようなことを、お互いに全部話せるといいなと思う。
結局、利用している人に迷惑がかかるので、
面倒だけど、そこが一番大切な仕事なのかも?
とも思う。

2018/03/31

2018.3.4京都(岩倉)でのIPS(意図的なピアサポート)に参加しました。

滋賀での翌日は、京都、岩倉でのIPSでした。
約20名くらいの方が参加されていたと思います。

病院でWRAPやIPSをするのは、縛られている感じがして、
抵抗があったので、ずっと避けていたのですが、
今回は主催の方から、岩倉病院ではなく「岩倉」でIPSがしたい、
というお話を聞いて、場所がどこかは気にせず楽しめました。

2人組で話をした時に、
職場などでどうしても、その会話から逃げられず、
いつも言葉に詰まってしまう自分の苦手なパターンの会話を、
再現してもらって、どういう感じになるか試す、
というのをしてみました。
うわ~やっぱりそのパターン苦手、とも思ったのですが、
言われた時に止まって、自分が何を感じたかを、
話してみることが出来て、苦手な理由が、
ちょっとだけ分かった気もしました。
具体的に何を話したかは、さっぱり覚えていません!
が、おもしろかったです。

京都では定期的に、IPSの勉強会をされているということで、
今回はお声かけいただいて、ありがとうございました!

当日の内容です↓
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
意図的なピアサポート(IPSin京都~岩倉~
201834日(日)10:0015:30
みなさま、お越しいただきまして、ありがとうございます!

1.はじめに(10:0010:30)
〇呼ばれたい名前は?
今回どうして参加しましたか?何があなたをここに連れてきましたか?
この場に期待していることはありますか?どんな1日を過ごしたいですか?

2.居心地の悪さのための合意(10:3010:50
✍この場で、自分にとって大切なこと、相手にとって大切なことを、お互いに大切にするには?
浮かんできたことは、どんなことであっても大切に。
言いたくなったらみんなに伝えてみることもできる。
自分にとって大切なことに想いを馳せられたり。
あえて言葉にしなくてもいい。

♪ 休憩 ♪

3.味わってみる時間(11:0011:20
✍「わかってもらえない」「話がしたいのにできない」と感じた時はどんな時ですか?
  2人組に。話す人、聞く人を決める。
聞く人は言葉を返さずに、ただ聞く。
話す(5分)→余韻を味わう(23分)→交代する。
無理に言葉にしなくてもいい。言葉のない時間もそのまま味わってみる。
名前の付けられないような感情も、湧いてくる気持ちもどんなことも、すべて大切に。

4.インタビューしてみる時間(11:2012:00
シェリーさんインタビューの内容を読んで気になったところは?(23人組)
話す人、インタビューする人を決める。
インタビューする人が、気にかかったところから聞いてみる。
インタビューする人は、「わからない」こと「相手と自分の違い」を大事にして、わからないことを丁寧に確かめていくように聞く。
自分が大切にしている価値観、相手が大切にしている価値観は、どんなことでしょう?
話す人、インタビューする人を交代する。(110分)

✍試してみてどうでした?(全体で)

♪ お昼 ごゆっくり ♪

5.じっくり聞いてみる時間(13:3014:15
✍今、話したいことはありますか?それは何ですか?(23人組)
話せないと思っていたことを話してみたいと思った瞬間は?
自分にとって大切なことを、お互いに脅かされない関係って?
生きていく上で大切にしたいと思っていることは?
話す人、インタビューする人を決める。
話す人は①~③から選ぶか、他のことでも思い浮かんだことを話す。(23分)
聞いた話をもとにインタビュー。それに答えてみる。(15分)
インタビューする人は、「わからない」こと「相手と自分の違い」を大事にして、わからないことを丁寧に確かめていくように聞いてみる。
話す人、インタビューする人を交代する。

♪ 休憩 ♪
6.チャレンジの時間(14:3015:15
✍自分が感じたことを伝えてみる。(23人組)
  今、つまずいていることはありますか?
  言ってはいけない気がするけど、どうしても言いたいことは?
    無力だと感じる時は?どうしてそう思いますか?
    今日の中で一番おもしろかったことは?
    話はしないで、静かな時間を過ごす。
上記から話したいこと、したいことを選ぶ。上記以外でも想い浮かんだこと何でも。
話す人、聞く人を決める。
話す人は、自分が何を選んだか、自分にとって今何が必要か伝える。
聞く人は話を受けて何を感じたか伝えてみる。
あえて場に身をゆだねてみる。沈黙で過ごすのもあり。「わからない」こと「相手と自分の違い」を大事にして、わからないことを聞いてみるのもあり。
話す人と聞く人を、交代する。(15分ずつ)

シェリーさんの言葉を引用しました。
信頼、敬意、偽りの無さに基づいた強力な関係を作り、それを通して、
互いが前進し成長するように意図的なかかわりをする。
お互いに慰め合うことではなくて。強力で健康な関係を作り、
お互いに成長するために、少し心を開くこと。
双方向ではなければ、ピアサポートではない=相互性が大切。

7. おわりに(15:1515:30
本日はいかがでしたか?印象に残っていることはありますか?

1日ありがとうございました。また、お目にかかれますように。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2018.3.3子育てキッズラップinびわ湖に参加しました。

かれこれ1か月前ですが、びわ湖のほとりで、
大人20名子ども10名ほどの集まりがありました。

1人が廊下を走ると、ダダダダと大移動になってたり、
輪になって話していると、その中で違う遊びが展開されてたり、
お子さまと一緒に参加していただいた方々、
普段お子様と遊ぶことがない方も入り混じっての、
賑やかな集まりだったなと思います。

打ち合わせの時から、全然時間通りに進まないけれども、
どんな話をしたいかとか、じっくりスカイプで話し合えたり、
当日も、え、今それ~!?という不測の事態が多かったですが、
こういうことをしようかと一応決めておくと、
はちゃめちゃなように見えて、意外に会が進行していく感じがおもしろかったです。
みなさま、ありがとうございました。

当日の内容
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
子育てキッズラップin滋賀びわ湖
201833日(土)10:0016:00
みなさま、お越しいただきまして、ありがとうございます!


【午前】
1.事務連絡(10:0010:10☆さけちゃん☆
2.じゃんけん列車(10:1010:30)☆じゃと、ゆうこりん☆
3.はじめに(10:3011:00)☆さっちぃ☆
✍この場で、自分にとって大切なこと、相手にとって大切なことを、お互いに大切にするには?
今日、どんな1日を過ごしたいですか?
この場で伝えておきたいこと。
浮かんできたことは、どんなことであっても大切に。
言いたくなったらみんなに伝えてみることもできる。
自分にとって大切なことに想いを馳せられたり。
あえて言葉にしなくてもいい。
     ♪ 休憩 ♪
4. 聞いてみる時間(11:1512:00)☆じゃと・クロコ☆
✍①これをすると楽しい!ということは何ですか?
34人組。1人ずつ話をしていく(13分で交代)。
聞く人は言葉を返さずに相手の話をただ聞く。
今は出来ない、いつかはしてみたい、ということでも何でも。

✍②自分が子どもの頃に影響を受けた人は?
 実在する人でも、そうでなくても、思いつく人。話を聞いてもらえた、と思えた人。または、こんな人がいてくれたらな、と思う人でも。
34人組。(15分)
話す人、聞く人を決める。
最初は話を聞く→それを受けて1人がインタビューして、1人が答える。
インタビューする人は、「わからない」こと「相手と自分の違い」を大事にして、わからないことを丁寧に確かめていくように聞いてみる。
✍③やってみてどうでした?全体で。

♪お昼 ごゆっくり♪

【午後】
5.ゆったりしてみる時間(13:3014:00)☆じゃと☆<和室>
2人組になって、頭か、足の裏を合わせて寝転んでみる。
歩いたり、目を閉じたりして、静かな時間を過ごす。

6.遊びながら聞いてみる時間(14:0015:00)☆クロコ☆
✍①元気帳のカードから1枚選んで、インタビューし合う
   自分が大切にしている価値観、相手が大切にしている価値観は、なんでしょう?
34人組になって、伝える人、聞く人を決める。
元気帳のカードの中から1枚選ぶ。選びたいカードがなかったら、白紙のカードに自分で書き込んでもよい。思い描くだけでもOK
伝える人は、絵でも、字でも、ダンスでも、気の向くままに、今伝えたいことを表現してみる。(5分)
聞く人は、相手の表現が終わるまで、ただ一緒に過ごして、それを受けてインタビューしてみる。伝える人は、自分が伝えたい形で答えてみる。(10分)
インタビューする人は、「わからない」こと「相手と自分の違い」を大事にして、わからないことを丁寧に確かめていくように聞いてみる。
15分で交代。
伝える方、聞く方、両方できるように交代して行う。
    ♪ 休憩 ♪
7. 味わってみる時間(15:1515:50☆さけちゃん☆
✍ 言ってはいけない気がするけど、どうしても言いたいことは?
✍ 今日の中で一番おもしろかったことは?
✍ 話はしないで、静かな時間を過ごす、などなど。
○話したいテーマを出し合う(全体)。
話したいこと、したいことを選んでグループに分かれる。
途中で他のグループに移動も、ご自由に!
自分が何を選んだか、今自分にとって何が必要かなどなど、フリートーク。

8. おわりに(15:5016:00
集合写真、みんなお集まりくださ~い。
1日ありがとうございました。また、お目にかかれますように。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2018/03/21

2018.3月~わかりあえなさ~IPS~沖縄

2018.3/17~18、渡嘉敷島にて、
インタビュアーの尹雄大さんをお招きして、
今までの慣れ親しんだ自分のクセを問い直して、
自分の中にすでにあるのに気づかなかった感覚を、
新たに発見していくような、言葉にしにくい、
おもしろい時間を過ごしました。

大人総勢20名、お子さま5名も、
会場で気ままに遊んでくれたりして、
和みました。

IPS(インテンショナルピアサポート)に出会ってから気がつけば9年、
形もなく実態もない、でも大事そうな匂いがする、という、
ずっと雲をつかむような印象のあるIPSですが、
勉強会に参加するうちに、なんとなく出来てきた形、
それに参加し続けることで失っていくように感じるもの、
湧いてきた違和感、どうしてそう思うのか?とか、
尹さんや参加されてる方々の話を聞きつつ、
改めてじっくり味わえるような空間でした。

IPSのテキストに、文字で書いてはあるけど、
実際にはどういうこと?とピンとこないことが、
私はたくさんあります。

「知らない立場で聞く」とか、
「相手の世界観を大切にする」とか、
「スペースを作る」とか、
「相互性を大事にする」とか。

尹さんの話を聞いていると、不思議と、
あ、あのテキストのあの言葉の意味はこうなのかも、
と、ふっと浮かんできたり、
それを受けて話が進んで、また違った風に思ったり、
会話する時によぎる、自分がこうじゃなければいいのに、
こういう気持ちが無くなってくれればいいのに、
というような、いつも決まって湧いてくる雑念みたいなのが、
ああ、そういうことだっただけか、と腑に落ちて、
すっと消えていったり。

固まってしまった『IPS』が、すっと溶けていって、
また新たなIPSを見つけていけそうな気もしました。

今回、すべての予定調和が崩れたらおもしろいかな、
とは思っていたのですが、まさにその通りになって、
洗濯機の中にいるみたいでした。

行きの船が、思ったより揺れたのとか、
講座が終わってから行った阿波連ビーチの海が、
今まで見たことないほど、きれいだったこととか、
船の人も、宿の人も、タクシーの人も、すごく親切で、
楽しんでってね!というのが伝わってきたり、
今まで何度も話したことのある人々とも、
また違った話が出来たような気もします。

嫌な事は一切しない、気が向いたことだけする、
というのを貫いてみたらどうなるんだろうと思って、
それを心置きなく試させてもらえる時間でもありました。
何かわからないけど、何か出来たらいいな、っていう、
ぼんやりした話から、実際に沖縄に行けるとは。
ほんと、びっくりです。

つかみどころのない話から付き合っていただいた方々、
渡嘉敷島でお会いできた方々、
遠くから応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

すっごい楽しかったです!